ゴールドコーストの留学タイプを比較 ー ワーキングホリデー・海外インターン・大学留学の特徴とメリット

ゴールドコースト留学には語学留学だけでなく、ワーホリことワーキングホリデー、海外インターン、大学留学など様々なタイプがあります。ワーホリの時給や仕事、海外インターンの探し方、大学留学の流れ、キャリアアップや就活に活かす方法など、各タイプの特徴をメリットを徹底的に解説します。

ワーキングホリデー

カフェの写真

ワーキングホリデーとは、18〜30歳以下の若者が日本以外の国に1年間移住し、現地の生活や文化を知るためにある制度です。1ヶ国につき一度のみ取得し、利用ができます。

オーストラリアは日本と初めてワーキングホリデー制度を結んだ、日本との歴史が長い国です。ワーキングホリデービザでの滞在中は語学学校での勉強、現地での仕事が認められています。

ワーキングホリデーはこんな人にお勧め

1.海外経験を得たい人

ワーキングホリデーで渡航する人の多くが最初はホームステイで滞在します。

ホームステイはオーストラリアに住む一般家庭で生活を共にし、家族との生活や食事を通じて文化を学ぶのに最適な環境です。

ゴールドコーストは街の規模が小さく交通面もシンプルなので、大都市に比べて現地環境を把握しやすいメリットもあります。

初めて留学をする人にとって、ゴールドコーストはとても海外生活に馴染みやすい都市と言えます。

2.英語を勉強したい人

英語圏に留学をする人のほとんどが、英語力の向上を目的としています。オーストラリアは教育水準が高く、世界各国から留学生が訪れている人気国です。

オーストラリアで使われている英語は、アメリカやイギリスとは若干違う訛りがあると言われますが、第二外国語として覚える日本人にとっては正直気にする必要はありません。

どこの国で勉強をしても日本人訛りの英語になってしまいますし、当然、オーストラリアで覚えた英語は英語圏のどこでも通用します。

3.自由に生活したい人

ワーキングホリデービザは入国から最長1年間の滞在が可能なビザです。

ただし、オーストラリアのワーキングホリデーはほかの国とは異なり、オーストラリア政府が指定する季節労働(畑仕事など)に90日間従事することで、滞在できる期間が1年延長される制度もあります。

滞在期間中はオーストラリアのどこの都市に住んでも良く、観光、就業、就労、どれも許可されています。自分の好きなように生活できる自由さがあります。

オーストラリアのワーホリビザは30歳以下は申請ができるので、社会人でも申請可能です。
また、2019年の7月からは条件をクリアすると最長3年間の滞在が可能です。

どんな仕事がある?

高い英語力を必要とする仕事の例

  • 日本食レストランのホール
  • ローカルのカフェやレストランのホール
  • 通訳

日本食レストランでもお客さんにオーストラリア人が多いお店の場合、お客さんの言っていることが聞き取れるリスニング力が必要です。

ローカルのカフェやレストランの場合、接客はもちろんスタッフ同士のコミュニケーションでも英語力が求められます。

通訳になると、日常会話だけでなくビジネス英語や専門用語にも対応できる必要があります。

英語力が必要ない仕事の例

  • カーウォッシュ
  • ディッシュウォッシャー(皿洗い)
  • ホテルのハウスキーピング

主に肉体労働だったり、接客が必要ない仕事であれば英語力がなくても可能です。

ゴールドコーストワーホリの費用内訳

ホームステイ費用約100万円
渡航費10万円
語学学校の学費入学金:約1.5万円
授業料:約38万円
テキスト代:約1万円
海外保険約15万円
ビザ申請約3.5万円
その他(交際費、生活費など)60万円~
合計230万円~

滞在費として家賃、食費、ネット代が含まれます。ワーホリは就学が最大16週間までと制限があるため16週間分の費用概算です。また授業料は通う期間によって割引がある学校が多いです。

ワーホリの仕事別時給相場

日本食レストランスタッフ時給14ドル~(約1,100円)
ローカルカフェやレストランスタッフ(安い時給)時給15ドル~(約1,200円)
ハウスキーピング、カーウォッシュ時給18ドル~(約1,400円)
ローカルカフェやレストランスタッフ(高い時給)時給22ドル~(約1,750円)

上記の例の通り、実際は最低時給を下回っている求人も多くあります。英語力ない、など働き手の方に弱みがある場合など時給が低くなっています。

語学留学との比較

1年間の留学でも、ワーキングホリデービザと学生ビザでは語学留学にかかる費用がまったく異なります。以下費用の概算をご紹介します。

ワーホリ約230万円~(最低限必要な費用の目安)
学生ビザ約300万円~(最低限必要な費用の目安)

ワーホリの場合、語学学校に最大16週間までしか通えない決まりがあります。それに対して学生ビザは、滞在期間中は学校に通う必要があります。そのため学費で3〜4倍変わってきます。

また就労に関しても違いがあります。ワーホリの場合はフルタイムでがっつり働き収入を作ることができますが、学生ビザの場合は週20時間までの制限があります。

どちらも生活費は月に5万円程度みた概算としていますが、外食好きの人や旅行好きの人はもっと予算をみておく必要があります。

ワーキングホリデー場合は、アルバイトをしっかりやることができれば日本で準備した資金を全て回収して、更に貯金して帰国することも可能です。

ワーホリで必要な持ち物

衣服

ゴールドコーストは通年温暖な気候のエリアなので服装は基本夏服。パーカーのような羽織れるものが少しあればOKです。インターンシップで働く予定をしている人はスーツや革靴も持参しましょう。

変換プラグ

オーストラリアは日本とコンセントの形状が異なるので、変換プラグを挟む必要があります。家電量販店などで安価で購入可能です。変換プラグを忘れると、パソコンやスマートフォン、デジカメが充電できないので注意しましょう。

クレジットカード

オーストラリアはカード社会です。最低でも2枚はクレジットカードを持参しましょう。オーストラリアではJCBがほぼ使えないためビザかマスターカードがお勧めです。

日焼け止め対策

ゴールドコーストは日本と比べて紫外線が非常に強いです。年中晴れているので日焼け止め対策は必須。サングラスや帽子など用意しましょう。

ワーホリがお勧めの人

外資系企業に就職したい人

大学1年生、2年生の人で就活先を外資系企業と思っている人には長期留学がお勧めです。理由は、短期留学と違って働けることにあります。

ワーホリビザで行けば、ビザ的には短期でも就労は認められていますが、1週間、1ヶ月の期間では雇ってもらうことは難しいです。

外資系企業は日本企業に比べて「実力」を重視する傾向にあります。

そのため、海外インターンなどを通じた英語圏での就業経験は評価されるポイントになるでしょう。

なお、英語力もあるに越したことはありませんので、留学での成果を試す意味でもTOEICを受講して、英語力を示せる状態にしておくことがお勧めです。

ゴールドコーストでワーホリするメリット

1.住みやすい

ゴールドコーストは、栄えている中心地の規模が小さくて、交通機関もシンプルでとてもわかりやすい街になっています。

観光地ということもあり街全体きれいに整備されており、自然も多く、初めて海外生活をするという人でも住みやすいと感じることは間違いありません。

2.日本人が多い

メリット・デメリットどちらでもあるのが、「日本人が多い」です。メリットとしては、安心感と情報が得られることが挙げられます。

留学の前に海外に来たこと自体が初めてという人にとっては、いくらオーストラリアは治安が良いと紹介されていても不安です。

日本人がいるだけで気持ち的に支えになりますし、現地に慣れた詳しい人が近くにいれば、部屋やお店、仕事の紹介をしてくれることもあります。

3.ほかの都市にアクセスしやすい

ゴールドコーストは住みやすく、観光するところもそれなりにありますが、わりとすぐに観光しきれてしまいます。

レストランやカフェの数が多いわけでもないので、人によっては退屈してしまうかもしれません。しかし、ブリスベンやシドニー、メルボルンへのアクセスが簡単なので、他の都市への旅行がしやすいです。

ゴールドコーストでワーホリするデメリット・失敗例

1.日本人が多い

ゴールドコーストにはワーホリビザで滞在している日本人がたくさんいます。就職や転職のための経験としている人が多くいれば、求職者が多く、仕事が争奪戦になって決まりづらいことも考えられます。

解決策◎:渡航時期を工夫する

ワーホリに行く時期は人それぞれなので、いつ渡航しても必ず誰かしらいるものですが、短期で検討している人なんかだと夏休みなどの大型連休時期に集中します。日本人が多い時期を避ければ、学校に仕事にかぶる可能性がいくらか軽減されます。

2.物価が高い

ゴールドコーストだけでなくオーストラリア全体的な話でもありますが、日本よりも物価が高いです。気候が良いと外に出たくなるので、外食したり飲みに行ったりもあるでしょう。ただ、日本と同じ感覚で過ごしていたら出費の多さに驚くと思います。

解決策◎:節約を心がける

特に外食が注意すべきところ。昼も夜も外食していると、食費だけでかなりの支出が予想されます。なるべく自炊を心がけましょう。

ワーホリで役に立つ英語例文

1.Have you been to Japan?

(日本に行ったことある?という意味です。)

クラスメイトやホストファミリーに自己紹介をして、会話を継続したい時に使えるフレーズです。

2.Can you speak more sloely?

(もう少しゆっくり話してもらえる?という意味です。)

もし仕事中ボスに同じことを伝えたい時は、Could you~?からスタートする、もしくはCan you speak more sloely please?のように、少しかしこまった使い方ができると良いです。ワーホリで滞在している人の英語にいちいち怒るようなネイティブはいませんが、人によって表現を多少変えられると、英語レベルは初心者以上と言えます。

3.I will come from now.

(今から行くよ。という意味です。)

これはGoとComeについての話なのですが、例えば友達の家でパーティーの予定があったとして、友達からいつ来るの?と連絡があったとします。その時に「今から行く」と言いたい時は、GoではなくComeを使います。相手目線での回答で、「あなたのいるところに来る」というイメージです。

ワーホリで英語力アップのためにやるべきこと

1.<ワーホリ中>語学学校に通う

ワーホリは語学学校に通って英語の勉強をすることが義務付けられているわけではないので、学校に通わない人もいます。

英語力がある人であれば良いですが、自信が無い人は通うことが無難です。予習・復習としっかり学校の勉強をこなせば、成果は必ず現れます。

2.<ワーホリ中>ホームステイをする

現地に行って意外と無いのが、ネイティブとコミュニケーションを取る機会です。

学校に通う、家はシェアハウス、仕事先は日本食レストランのようなパターンだと、ネイティブに接するのは学校の先生、仕事場にお客さんで来た人くらい。

ホームステイをすれば、ネイティブ家庭での生活ができるので、英語力アップには効果的です。

ワーホリに語学学校は本当に必要?失敗しないワーホリにする方法とは

3.<ワーホリ後>自主的に英語の勉強をする

使っていなければ日本語でさえ忘れていってしまうように、英語も忘れていくものです。

Youtubeで英語の動画を観たり、単語の勉強をしたり、オンライン英会話で学習したり、TOEICを受講したり、やれることはいくらでもあります。積極的に生活に英語を取り入れることがお勧めです。

4.<ワーホリ後>英語圏から来ている人と交流する

海外からの旅行者や移住者が増えてきている日本は、外国人と関わりを持とうと思えばいくらでも持てます。

例えば、観光業(ゲストハウスなど含め)で働くというのもひとつの手。日本でネイティブの友達探しも可能です。

ワーホリを就活・転職に活かすためにやるべきこと

1.<ワーホリ中>現地で仕事をする

就活や転職に活かすとなれば、仕事の経験はあればあるだけ武器になります。仕事内容自体が簡単なものでも、現地で働いた事実があればアピールポイントになります。

2.<ワーホリ中>一般英語以外の勉強をする

語学力を活かしたキャリアを考えている人は、ビジネス英語も習得していると仕事の幅が広がります。

一般英語でコミュニケーションが取れるだけでも仕事はありますが、オフィス系の仕事や通訳となればビジネス英語まで理解していた方が優遇されるでしょう。

3.<ワーホリ後>TOEICを受講する

ワーホリというのは自由さが多い故、海外で遊んできただけという人がいるのも事実。

1年間滞在したからといって、語学力があると判断される材料にはなりません。日本では英語力の証明にTOEICのスコアが使われることが一般的なので、語学力の証明としてTOEICの受講をお勧めします。

4.<ワーホリ後>語学力を落とさない

英語力や英語環境での仕事経験をアピールして採用されても、英語力を発揮できなければ期待外れで終わってしまいます。

そうならないためには、英語力を落とさないことが大切です。帰国後も英語を使う環境があれば、英語力をキープもしくは向上させられます。

外国人がよく来るお店に行ってネイティブと交流を持つなど、英語を私生活に取り入れる工夫をしましょう。

ワーホリを楽しむための注意点

1.仕事に挑戦する

ワーホリは現地で仕事が経験できることがメリットのひとつにあります。例え日本人が経営しているレストランでも、お客さんは外国人ですし、日本人ばかりが働いているとも限りません。

英語を伸ばすことに効果的で、職場は新しい友達を増やす場でもあります。オーストラリア人オーナーの下で働けたら、学ぶことは多くあるでしょう。

2.事前調査して計画を立てる

日本でやりたいことが無いし、とりあえずワーホリ行けばなにかあると思って渡航する人も少なくありません。しかし、そんな都合よくなにか得られることはありません。

現地でできること、自分のやりたいことや観光したい場所を整理してから渡航しましょう。あとでこうしておけば良かったと思っても手遅れになっている可能性もあります。

3.積極的に行動する

せっかくワーホリに行って、家の中でばかり過ごしていてはもったいないですよね。あまり節約ばかりせずに出かけたり、誘いがあれば積極的に参加するように心がけましょう。英語力よりも行動力が大切です。

ワーホリ出発までの流れ

  1. 情報収集を始める(1年前~)
  2. パスポート申請の手続き(半年前〜1年前)
  3. ビザ申請をする(半年前〜1年前)
  4. 語学学校へ申し込み(3ヶ月前〜半年前)
  5. 航空券購入(〜3ヶ月前)
  6. 海外保険など渡航準備(〜1ヶ月前)
  7. 出発

ワーキングホリデービザ申請方法

1.申請の条件

オーストラリアのワーキングホリデービザには、まず申請できる人の条件があります。

・18歳以上30歳以下(申し込みの時に30歳で、出発時に31歳はOK)

基本的にこれだけです。犯罪歴が無くて健康な人であれば、年齢さえクリアしていればビザが発給されます。

日本とワーホリ制度を結んでいる国の中には、その年ごとに最大人数を設けていて、抽選となるところがありますが、オーストラリアは制限がありません。

2.申請に必要なもの

申請にあたって、パスポート・クレジットカード・パソコン及びパソコンのアドレスが必要になります。

パスポートとクレジットカードが無い人は、まずはそこから用意をしましょう。これは、ビザの申請に440ドル(約3.6万円)必要で決済にクレジットカードを使うためです。

3.申請の方法

申請はオンライン上で、オーストラリア移民局のホームページから行います。

エージェントにサポートを頼んでいる人にはなにも難しいことはありません。

自分で申請をしたい人は、ネットで「オーストラリア ワーホリ 申請方法」と検索すると、手順をわかりやすく紹介している情報サイトがごろごろ出てきます。

4.申請をする期間

なお、ビザ申請は1日で終わり、通常1週間もしない内に発給の知らせが来きますが、ランダムで健康診断の受診を求められる場合がありますので、出発前ぎりぎり過ぎる申請は避けましょう。

ワーホリビザが発給されてから1年以内にオーストラリアへ入国が必要ですので、ワーホリに行くことが確定してから申請しましょう。ビザの発給は1人1回までとなっています。

ワーホリで働く企業の選び方

1.英語環境で選ぶ

オーストラリアに行って、「とにかく英語力を伸ばしたい。」「日本人とはあまり関わらず、外国人の友達をたくさん作りたい。」という人は、ローカルのカフェやレストランに下見に行って、働いている人を確認してから応募することをお勧めします。

ゴールドコーストはネイティブ以外もたくさん住んでいるので、日本人はいないけどオーストラリア人もあまりいない環境も考えられます。

2.給料で選ぶ

「学費のため、趣味や旅行のためにとにかくお金を稼ぎたい」という人は仕事内容よりも給料で選んで良いと思います。

さまざまなところに応募してトライアルを受け、時給、勤務時間、シフト数が1番もらえそうなところを選ぶというのも方法です。

3.やりたいことで選ぶ

ホテルの受付やツアーガイドなど、やれることはたくさんあるので、あまりお金のことを考えずに単純にやりたいことに挑戦するのも良いでしょう。

現地では友達の紹介で仕事を見つけるのはよくあることなので、ネットワークを広げておくと、良い話が舞い込むかもしれません。

ゴールドコーストのワーホリ体験談

オーストラリアにワーホリで行った最初の都市がゴールドコーストでした。

2月の夏時期に行って、語学学校とホームステイを経験しました。その後移動したのでゴールドコーストで仕事の経験はありません。

筆者は東京出身で、ワーホリ直前まで東京で会社員をしていました。

滞在期間は長くなかったものの、東京の雰囲気と真逆のゆったりした雰囲気に癒されました。

ゴールドコーストからメルボルン移動を事前に決めていたので、語学学校が終わったタイミングでの移動となりました。しかし、プランを決めずに渡航していたらそのまま滞在していたと思います。

治安が良くてきれいで、とても住みやすい都市なので、初めて海外に行く人にお勧めです。

海外インターンシップ

オフィスの写真

インターンシップとは、簡単に言うと仕事の実務経験のことです。

日本でも大学生が就職前にインターンシップを受けることがありますが、実際に企業で働いてみて、「自分が思っていたイメージと違いがないか?」を確認する目的もあります。

オーストラリアのゴールドコーストでインターンシップをするとなれば、大学生だけでなく、社会人が転職やキャリアアップのための勉強期間としていることもあります。

日本と海外ではビジネス進め方や考え方、人とのコミュニケーションの取り方などさまざまな部分で違いがあるので、働き方を学ぶ側面もあります。

有給インターン・無給インターンの違い

インターンシップには、有給インターンシップと無給インターンシップがあります。

読んで字のごとく、給料が出るか出ないかの違いです。

TOEICで示す英語力やスキルで異なるわけではなく、企業の考え方によって有給・無給が分かれます。

インターンシップはオフィス、レストラン、ホテルと受け入れている企業は多々あります。時給の相場は15ドル~18ドル程度が一般的です。

海外インターンシップはこんな人にお勧め

1. 海外転職を考えている

インターンシップで実力を認められれば、その企業からオファーをもらえることもあるので、オーストラリアでの就職に繋がるかもしれません。

仕事はすごく出来るのに、ビジネス英語ができないからダメ、という理由にならないよう英語の勉強は必須です。

2.キャリアアップのために、海外経験がほしい

最近の日本では、転職や出世の条件に英語力を求める企業も増えています。

英語環境での就業経験は、単に語学力だけでなく英語環境で働いたこともアピールできるので、大きな武器になるでしょう。

3.就職に活かしたい

大学生にとって、就職活動に海外での就業経験があるのは、ライバルに差をつけるポイントになります。

ゴールドコーストでもインターンシップは経験できるので、就職に活かしたい人はぜひトライしてみましょう。

ゴールドコーストの求人職種

高い英語力を必要とする

・日本食レストランのホール
(お客さんの言っていることが聞き取れるリスニング力が必要。スタッフは日本人が多いので、わからないことは日本語で確認できます)

・オーストラリアローカルのカフェやレストランのホール
(スタッフ間のやり取りや指示、接客まですべて英語。日常会話が普通にこなせるレベル)

・通訳
(TOEIC900点以上、ビジネス英語や専門的な英語にも対応可能なレベル)

英語力は必要ない

ゴールドコーストには英語をほぼ使わずに働ける求人、職種もあります。

  • カーウォッシュ
  • ディッシュウォッシャー
  • ホテルのハウスキーピング

ゴールドコーストの海外インターンで必要な費用

インターンシップで必要ない費用は、有給か無給かによっても大きくことなります。以下、それぞれの費用内訳をみてみましょう。

無給インターンの場合

無給の場合は、かかる費用を全て日本で用意する必要があります。1年間のインターンでかかる費用の内訳は以下のとおりです。

ホームステイ費用約100万円
渡航費約10万円
語学学校の費用・入学金:約1.5万円
・授業料:約38万円
・テキスト代:約1万円
海外保険約15万円
ビザ申請約3.5万円
その他(交際費、生活費など)60万円~

ワーホリ1年間の場合、合計で230万円~となります。滞在費として家賃、食費、ネット代が含まれます。

ワーホリは就学が最大16週間までと制限がありますので、語学学校16週間分の費用概算です。また、授業料は1週間300ドル計算。通常は1週間330ドル程度ですが、通う期間によって割引がある学校が多いです。

1ヶ月の場合は合計約40万円、6ヶ月の場合は約140万円です。上記費用は必要最低限の費用目安です。

有給インターンの時給相場

職種時給
カフェ・レストランスタッフ15ドル~
ホテルのハウスキーピング17ドル~
リゾートホテルのキッチン20ドル~

飲食店だと、時給以外にまかないの提供がある店が多いので食費を浮かせられることも考えられます。

自分で探したアルバイトだと、シフトが思うようにもらえないこともありますが、インターンシップは安定して仕事があることも特徴です。

海外インターンで必要な持ち物

インターンシップの内容によっては、スーツ着用といった服装の指定があります。現地でちょうど良いサイズと金額のものがあるかわからないので、日本から持参するようにしましょう。

パソコン

スマートフォンでも求人を見つけることはできますが、レジュメ(履歴書)を作るのはパソコンで行うのが基本です。

筆記用具

ビジネスマンの必須アイテムです。ペンとメモ用紙は必ず持っておきましょう。

ゴールドコーストでインターンシップをするメリット

1.就職活動に活かせる

働いた経験自体が乏しい大学生にとって、インターンシップの経験は就活時のアピールポイントになるでしょう。ただのインターンシップではなく、オーストラリアでの海外インターンシップなので、英語力のアピールにも繋がります。

2.キャリアアップや転職に活かせる

社会人で外資系企業への転職、もしくは海外転職を目指す人にも有意義な経験となります。実力を示せれば、インターン中に就業先から就職をオファーされることもあるでしょう。

3.英語力が向上する

ゴールドコーストでのインターンシップなので、働く人もお客さんも基本的には外国人です。日本人もいて、常に英語を使わないにしても英語でのコミュニケーションは必須。英語力は少なからず向上するはずです。

ゴールドコーストでインターンシップをするデメリット・失敗例

1.無給だと生活が厳しい

オーストラリアでのインターンシップは有給ばかりではありません。

せっかくゴールドコーストに来たので、経験したいことができる以上無給でも経験したいと思うものです。しかし、長期であれば生活が厳しくなることが考えられます。

解決策◎:十分な留学費用を貯める

何ヵ月か働かなくてもやっていけるだけの資金を用意しましょう。現地でお金が無いと、出来ることの選択肢が限られてしまいます。

2.希望するインターンシップが経験できない

語学学校で英語を学んでからインターンシップを始める人が多いと思いますが、その時にやりたい仕事に空きが無ければ違うことを探さなければいけません。

大学生や社会人が休学・休職をしてから渡航することもあると思いますが、それでは留学するリスクが高いです。

解決策◎:渡航前に日本で求人を見つけておく

留学エージェントを介して、インターンシップの情報が得られます。現地に着いてから探すのではなく、先に探して申し込みをして確定させておくのが良いでしょう。

インターンで役に立つ英語例文

1. Did you have lunch?

(もうお昼食べましたか?という意味です。)

ランチタイムは同僚とコミュニケーションを取るのに最適な時間です。日本のビジネスマンよりもコミュニケーションを大切にする人が多いので、ぜひ誘ってみましょう。

2. Could you introduce me to XX?

(私の事をXXさんに紹介してもらえませんか?という意味です。)

上司やこれからお世話になる予定の人に挨拶をしたい時などに使えます。1人で行くには英語の自信が無ければ、誰かに紹介してもらうというのもひとつの方法です。

3. Thank you for your time.

(時間もらってありがとうございます。という意味です。)

インターンシップ中に上司や先輩に時間を作ってもらって、いろいろ教えてもらったあとにはお礼を言うのが常識です。単純にThank you.というよりもビジネス英語という感じです。

\ シーン別のビジネス英語表現 /

使えるビジネス英語フレーズ100選!

インターンで英語力アップのためにやるべきこと

1. <インターン中>語学学校でビジネス英語コースを専攻する

語学学校の多くは、ビジネス英語コースを持っています。授業後に即職場で使える英語を学べるので、ぜひとも受講したいコースです。

2. <インターン中>他人の会話を聞く

他の人が上司やお客さんとどのような会話のやり取りをしているか聞くのはとても参考になります。

その人たち同士の関係性あっての表現もあるかもしれないので、一概にすべて真似して良いとは言えませんのでそこは注意しましょう。会話を聞くことを意識していれば、その場にいるだけでも英語の勉強になります。

3. <インターン後>英語の復習

インターンシップの時に使った英語を、シチュエーションごとに思い出してまとめるようにしましょう。現場から離れるとすぐに忘れてしまうものです。せっかく覚えたことなので、いつでも振り返れるようにまとめておくことがお勧めです。

4. <インターン後>ネイティブと過ごす

英語力アップ、特にスピーキング力向上には欠かせない存在です。ホストファミリーと過ごすなど、なるべくネイティブと過ごす時間を取るように心がけましょう。

インターンを就活・転職に活かすためにやるべきこと

1. <インターン中>ビジネス英語の勉強

日常的に使う英語にビジネス英語も理解していれば、出来る仕事の幅が広がります。

転職でキャリアアップを狙う社会人には特に欲しいスキルです。現地の語学学校には多くの学校でビジネス英語コースを取り入れています。

2. <インターン中>ビジネスマナーを学ぶ

身だしなみや振る舞いなど含め、社会人として基本的なマナーを学ぶことにもインターンシップは適しています。

就活を控えた大学生には、基本的なところもすべて学ぶべきポイントです。指示された目の前の仕事ばかりではなく、他人の動向も観察するように心がけましょう。

3. <インターン後>仕事が決まるまで英語を使う環境でバイトをする

インターン後すぐに就活・転職が待っていたとしても、来週から本採用で新しい仕事がスタートする人は少ないです。

段階を踏んで入社となるので、少なくとも1ヶ月はあるとすれば、多少でも働くことは可能です。日本国内でも英語力を活かせる仕事(アルバイト)はたくさん募集があるので、帰国後も英語環境を継続するようにしましょう。

就活・転職の面接の時に、現在も英語を使って働いていると言えば、それもひとつのアピールにできます。

4. <インターン後>TOEICの受講

英語力を求める企業の人事担当者が英語力があまりないケースもあります。

TOEICのようなわかりやすい指標が無いと判断しずらくて、書類選考時点で落とされてしまう可能性があります。数字で示せるTOEICのスコアは、就活の時にあると有利です。

インターン先の見つけ方

3つのお勧め海外インターンシップ紹介サイトと、申込み手順をご紹介します。

1. アジトラ

  1. 海外インターンシップを見つける
  2. インターンシップ受け入れ企業の面接
  3. 正式申し込み・参加者限定コミュニティへのご招待
  4. オリエンテーション・渡航準備
  5. 渡航・インターンシップスタート
  6. 帰国・振り返り面談

2. タイガーモブ

  1. 海外インターンシップを知る・探す
  2. タイモブに相談するorインターンシップに申し込む
  3. 企業ご担当者様と面談
  4. 受け入れ先決定
  5. 渡航準備開始・参加費用のお振込み
  6. 事前オリエンテーション
  7. 渡航

3. 武者修行プログラム

  1. 説明会に参加する
  2. 申し込む
  3. 行く前にチームメンバーで案を考える
  4. 実践、発表
  5. 帰国後振り返り

遠方の方はオンラインの説明会を実施しています。

インターンで働く企業の選び方

1. 仕事内容で選ぶ

ゴールドコーストならではの観光業や、自然が多い環境で働いてみたいなど、純粋にやりたいことからインターンシップする場所を選ぶのはとても重要です。

2. 日本人が多い環境を選ぶ

オーストラリアに来ておいて日本人は多いところ?と思うかもしれませんが、現地就職を狙っている人であればこの選び方もあります。

日本人が多いということは、ホストカンパニーが日系企業であり、日本人の現地採用に積極的という可能性があります。英語の使用頻度は少ないかもしれませんが、就労ビザ取得は難易度が高いので、日本人環境から入り込んでいく手も有効です。

3. 給料の良い仕事で選ぶ

海外での就業経験が得られればなんでも良い、という人は給料で選ぶのも良いでしょう。時給や勤務時間が長く、シフトが多くもらえそうなところに決めるのも選択肢のひとつです。

インターンシップ開始までの流れ

  1. 適性診断など準備スタート(6ヶ月~1年前まで)
  2. エージェント、語学学校など申し込み手続き(〜6ヶ月前)
  3. 企業紹介および審査(〜6ヶ月前)
  4. 企業決定後、インターンシップ許可書申請(〜3ヶ月前)
  5. パスポート申請、取得(〜3ヶ月前)
  6. ビザ申請(ワーホリや学生ビザなど必要な場合)(〜3ヶ月前)
  7. 航空券の手配(〜2ヶ月前)
  8. 保険など渡航準備(〜1ヶ月前)
  9. 出発

インターンシップに必要なビザ

オーストラリアでは、ワーホリビザ、学生ビザ、研修生ビザのどれかがあればインターンシップが可能です。

ビザ申請はどれもオーストラリア移民局のサイトを通じて、オンラインで行います。

注意点として、ワーホリビザは申請時に18〜30歳以下でなければ申請ができません。同一雇用主の下で働ける期間は最大6ヶ月間です。

学生ビザは学校に通う期間分が滞在できる期間、研修生ビザは最長2年間の滞在となります。学生ビザと研修生ビザは、年齢制限はありませんが、滞在期間中、海外保険加入している必要があります。

研修生ビザを申請する場合は、申請時に受け入れ先企業が決まっていることが必要です。その企業はオーストラリア政府から研修・訓練のトレーニングを行える企業であると認定されている必要があります。

インターンのエージェント利用のメリット

1. 仕事が決まりやすい

エージェントの担当者とインターンシップ受け入れ先企業の担当者(もしくはホストカンパニーの担当者)は直接つながっているので、連絡がスムーズであることが考えられます。

個人で応募すればメールのみのやり取りですが、エージェントであれば直接電話で話をつけてしまうこともあるでしょう。求人は早い者勝ちなので、スピードが肝心です。

2. 代替え案がある

もし自分が希望していたところが定員に達してしまっても、同様の企業を提示してくれる可能性があります。

3. 困った時に相談できる

万が一、事前に聞いていた情報と相違がある場合(雇用条件や仕事内容など)、自分では直接言いづらいことでもエージェントに相談して、エージェントから企業に問い合わせてもらうことができます。

インターンのエージェント利用のデメリット

1. 費用がかかる

仕事の斡旋には、仲介料が取られることが基本です。就業先や期間によって額は異なりますが、マイナススタートは痛手です。

2. 求人が限られている

斡旋する仕事が限られているエージェントだと、希望の仕事が決まらなかった時に紹介を受ける案件がないことが考えられます。

3. 担当者によっては対応が遅い

日本人担当者でもオーストラリアで働いている以上、オーストラリアルールで働きます。残業なし・土日は休みが基本なので、レスポンスが遅いと感じることもあるでしょう。

ゴールドコーストインターン後のキャリア

1. 就労経験がアピールポイントになる

就職・転職活動に大きく役立つアピールポイントは、働いた経験値です。

日本人の中にはゴールドコーストがどのような場所かわからない人もいると思いますが、海外インターンシップでの就労経験が評価されないことはありません。

2. ビジネスマナーが身に付く

日本でもオーストラリアでも、ビジネスマナーは共通しています。

まだ会社勤めをしたことが無い人、ホテルに就職を考えているような大学生には、ビジネスマナーを学んだことも同期に差をつけるポイントとなるでしょう。

3. 実践的な英語力が身に付く

実際に現場に行くと、本やネットで説明されている以外のたくさんの英語に出会います。

使い方の理解やスムーズに発言できるようになるには、現地で働いた経験が習得の近道です。英語への理解がある人事担当者であれば高く評価してもらえるでしょう。

インターン経験を活かし海外就職する

海外就職の難易度は高いです。そもそも一般的な日本人には永住権がないので、現地に長期で滞在することがまず課題です。

オーストラリアで長期的に働くためのビザに「就労ビザ」があります。

企業側がサポートすることによって取得ができ、サポートには投資が発生するため、実力が認められた選ばれた人のみが得られるものです。

先輩や上司が認めてくれても、ホストカンパニーがOKするかはわかりません。

インターンシップから就職のオファーをもらうことも考えられます。しかし、スキルがあっても英語力が無ければ就労ビザは下りません。

IELTSを受講して規定のスコアを取得する必要があるので、英語がクリアできていなければ話にならないでしょう。

帰国後に外資系企業に就職して、海外転勤を狙うのもひとつの手です。

大学留学

学生の写真

日本人にはあまり知られていないことかもしれませんが、オーストラリアは世界的に見ても教育水準が高い国です。

オーストラリアにある有名・人気な大学を6つ紹介します。

ゴールドコーストにもボンド大学という私立大学があります。

オーストラリアの大学は日本のように入学時期が全国共通で決まっておらず、大学によって異なります。

各大学の入学のタイミングは複数あり、1月、5月、9月または、2月、7月、11月と指定している大学もあります。

オーストラリアの大学に留学するのは、オーストラリア人と一緒に授業を受けるので、英語で専門的な授業が行われます。

そのため入学には、大学が定めた規定のIELTSのスコアを取得することが条件となります。英語で授業がわかるレベルが入学の条件ということです。

オーストラリアの大学は入学に際し、入試テストはありません。英語力とそれまでの学業成績で判定されます。

真面目に学校に通い、単位が取れていれば卒業は難しいものではありませんが、英語力がギリギリで入学した人は授業に付いていくのに苦労します。

また学費は、日本円で年間200万円は最低必要です。

TAFEとの違い

オーストラリアにはTAFEと呼ばれる学校が存在します。日本でいう専門学校、または職業訓練校とも表現されています。

大学とは違い、調理師や美容師など就労に特化した専門スキルを学ぶ場所です。TAFEから大学への編入も可能です。

大学留学はこんな人にお勧め

1.  大学院に進学したい人

大学を卒業して大学院に進学すると、ビジネスマンの最高峰の資格と言われる「MBA」の専攻が可能となります。

長期留学から経営学の最高学位の取得など、学問を深く学びたい人に向いています。

2. ゴールドコーストの英語環境で勉強したい人

ゴールドコーストの治安が良く落ち着いた環境は勉強に最適といえるでしょう。

きれいな海もあって、気分転換やリフレッシュもしやすく、ストレスフリーの留学にはうってつけの環境です。

3. 学歴をキャリアに繋げたい人

オーストラリアは大学の総数は少ないですが、世界的にレベルの高い大学が多くあることで知られています。

学歴を重視する企業への就活を視野に入れている人には大きなアピールポイントになります。

ゴールドコーストの教育制度

ゴールドコーストの大学の入学資格は大学によって異なりますが、英語力と学業成績で判定されます。入試テストはありません。

英語力はTOEICのスコアでは証明にならず、IELTSというテストを受講することが必要です。

オーストラリアの大学は3年で修了することが一般的です。

入学基準を満たせば大学1年生からスタートすることも可能です。またTAFE(専門学校)で大学1年次の内容に相当するコースを受講すれば、その後大学に2年生から編入する方法もあります。

ゴールドコーストの大学の学費相場

ゴールドコーストの各学校の授業料の年間相場をご紹介します。

大学200万円~
TAFE100万円~
語学学校110万円~

学校、専攻やコースで授業料は異なります。あくまで目安としてご確認ください。

専門的な知識を学ぶTAFEの方が授業料は高額な気がしますが、語学学校より安いところも多々あります。オーストラリアの大学費用はどこも非常に高額です。

大学留学で必要な費用内訳

ホームステイ費用約100万円
渡航費約10万円
学費約230万円
海外保険約15万円
ビザ申請約3.5万円
その他(交際費、生活費など)60万円~
合計420万円〜

滞在費として家賃、食費、ネット代が含まれ、学費は専攻する学科によって異なります。

ゴールドコーストで大学留学するメリット

1.環境が良い

自然と都市部が共存していて、治安が良いゴールドコースト。

通年温暖な気候で海もきれいで、住民も優しい人が多く、住んでいると心が晴れやかになる場所です。

プレッシャーや雑念無しで純粋に勉強に集中できる環境です。

2.学歴を得られる

オーストラリアは教育水準が高いことに定評があり、優秀な大学が多いことで知られています。

オーストラリア国内は学歴重視ではありませんが、日本に帰国して就活をする人にとってはアピールポイントになります。

3.現地就職を狙える

大学に通う3年間の間、現地で働いていれば、就職のオファーをもらえる可能性があります。

大学に入学できている時点で、就労ビザを申請する時に必要なIELTSの英語力はクリアしています。あとはビザのサポートしてくれる雇用主(スポンサー)を見つければ現地就職の道も開けます。

ゴールドコーストで大学留学をするデメリット・失敗例

1.費用が高額

ゴールドコーストの大学には学費だけで年間200万円以上かかるので、食費や生活費を合わせると、3年間で1,000万円以上かかります。

解決策◎:TAFEから編入する

TAFE(専門学校)から大学に編入するという進学の方法があります。

大学2年生からスタートできるので、1年目はTAFEの費用で2年・3年が大学の学費となります。

大きければ100万円近くコスト削減に繋がります。あとは現地で働いて稼ぐほかありません。

2.街が退屈

ゴールドコーストはシドニーやメルボルンと比べると、かなり小規模都市です。

ゴールドコーストは沖縄、シドニーやメルボルンは東京・大阪のイメージです。

飲食店、アパレル、企業の数は大きく異なるので、都会暮らしが好きな人には3年間の生活は退屈と感じてしまうことが予想されます。

解決策◎:国内旅行をする

大学に通っている期間、日本の大学生のように休みの期間がありますので、旅行をするとリフレッシュできます。

他都市へのアクセスが良く、ブリスベン、シドニーは片道1時間。メルボルンまでも片道2時間で行けます。

ゴールドコーストは勉強や生活するには優れた環境ですので、拠点はゴールドコーストがお勧めです。

大学留学で役に立つ英語例文

1. Can I ask a question?

(質問して良いですか?という意味です。)

授業中に不明点がある時に、先生に対して使えます。大学留学の授業でわからないことがあれば、積極的に質問をするよう心がけましょう。

2. I am good at XXX./I am not good at XXX.

(私はXXXが得意です。/私はXXXが不得意です。という意味です。)

I am good at cooking.と言えば、料理が得意です。という意味になります。クラスメイトに自己紹介の時にも使えるフレーズです。

3. How have you been?

(最近どうしてた?という意味です。)

長期休暇明けで久しぶりに会ったクラスメイトへの挨拶で使えるフレーズです。

大学留学で英語力アップのためにやるべきこと

・<留学中>友達と過ごす時間を確保する

大学は留学生だらけの語学学校とはまったく異なり、ネイティブがたくさんいます。

留学生でも語学学校で知り合う人よりもかなり英語力が高い人ばかりです。

ランチタイムや放課後など、友達とコミュニケーションを取るように心がけましょう。

・<留学中>家探し

高額な学費を考えても、シェアハウス暮らしの人が多いと思います。

学校はネイティブがたくさんいても、家は日本人しかいないようでは英語力の事を考えると良い環境とは言えません。

ゴールドコーストにはシェアハウスが相当数あるので、下見に行って、なるべく環境の良い部屋を探しましょう。

大学の友達で部屋探しをしている人がいれば、一緒に住める部屋を探しても良いと思います。

・<留学後>自分で勉強する

海外生活では当たり前に使っていた英語も、帰国したら一切使いません。洋書を読んだり、洋画を観たりして英語に触れることを意識することがお勧めです。

・<留学後>オーストラリアで知り合った友達と連絡を取る

SkypeMessengerから気軽に連絡ができるので、たまに電話をして会話するのもお勧めです。

ゴールドコーストと日本は、通常時差が1時間なので時間が合わせやすいのもメリットです。

大学留学を就活・転職に活かすためにやるべきこと

・<留学中>現地で働く

ゴールドコーストには働き口がそれなりの数があります。

就職や転職には英語力がひとつのアピールポイントになりますが、特に外資系企業は実力重視なので、働いた経験値を評価します。

大学留学は期間が長いので、さまざまな仕事にチャレンジして、職業経験を豊富に持つと有利になるでしょう。

・<留学中>大学の勉強を最優先にする

オーストラリアの大学は英語力があれば入学可能で、卒業することが重要です。

授業にギリギリでついていけるレベルの人は、とにかく学業を優先しましょう。

・<留学後>英語の試験を受講する

大学留学したということは、IELTSのスコアを持っているということになります。

しかし、IELTSは日本でそこまで浸透しているものではないので、知らない人も多くいると予想されます。

TOEICや英検など、日本人でもわかりやすい英語試験を受講して、履歴書に書ける項目を増やしておくと、書類選考をパスしやすくなります。

・<留学後>英語を活かした仕事、アルバイトをする

どこかに内定が決まるまでの間、英語の家庭教師や英語塾の講師など、日本での英語を活かした実績があると、面接に進んだ時にひとつアピールポイントになるでしょう。

大学の選び方

  1. 大学探し、エージェントや奨学金のプランニング(1年半~1年前)
  2. 出願・書類専攻・選考試験また情報収集など(1年~半年前
  3. 滞在先、大学など入学に伴う諸手続き(半年~2ヶ月前)
  4. 休学する場合の届け出(半年~2ヶ月前)
  5. ガイダンス個別指導など(3ヶ月前)
  6. パスポート申請(3ヶ月前)
  7. 学生ビザ申請(3ヶ月前)
  8. 航空券の手配(2ヶ月前)
  9. 留学保険の手続き(1ヶ月前)
  10. 出発

大学留学に必要なビザ

オーストラリアの大学進学には学生ビザの取得が必要です。

学生ビザは学生である期間分の滞在が可能なビザなので、大学への就学許可証があればその期間分に対してビザが発給されます。

申請はオーストラリア移民局のホームページからオンラインで行います。

申請には滞在期間中有効なパスポート、申請費を支払うためのクレジットカードが必要です。

また、学生ビザで滞在する場合は、期間中カバーする海外保険への加入が必須となります。

大学留学のエージェント利用のメリット

1. 大学の情報や出願書類の指示をもらえる

現地大学の情報、書類不備などのミスが無いようにスムーズに準備を進められます。

2. 大学とのやり取りをしてくれる

エージェントが大学との窓口になってくれるので、手間が省ける、そしてなにより安心です。

3. 学生ビザ申請を代行してもらえる

エージェントから指示を受けた必要書類の準備が整ったら、ビザの申請に移ります。ビザの申請を代行してもらえるので、手間が省けて安心も得られます。

大学留学のエージェント利用のデメリット

1. サポート費用がかかる

サポートをお願いするわけなので、当然費用はかかります。学費以外にも海外生活にかかる費用が多くある中、少しでも費用を節約したいところに負担となります。

2. エージェント指定の海外保険への加入をしてしまう

海外保険を提供している保険会社はたくさんありますが、留学が初めての人だと知識が無くてそういったことがわからない場合があります。

エージェントは提携している保険を紹介するので、それ以外の選択肢を知らないまま契約してしまう人もいます。

もっと安い費用で契約できる保険があったのに、と後で後悔する可能性があります。

3. 担当者と合わない可能性がある

人同士の相性はどうしても出てくることがあります。言葉遣いや接し方が合わなくて、関わりたくないと感じてしまうこともあると思います。

帰国後の就職・転職活動への活かし方

1. 仕事の経験をアピールする

就職、転職どちらにも必ずアピールポイントになるのが、就業経験です。働いた経験がマイナスになることはありません。

特に努力したことや認められたことを伝えられるように準備しておくと、面接の時に評価してもらえるでしょう。

2. 英語力をアピールする

日本で働く上で、業務中すべて英語という環境は現状ほぼ無いに等しいです。

しかし、グローバル化をしたいと考える企業は増えており、英語ができる人への評価は高くなっている傾向にあります。

テストで示す英語力以外に、海外で働いてきた実績は、活きた英語として評価されるでしょう。

3. ビジネス英語も習ったことをアピールする

会話だけでなく、ビジネスシーンにおけるメールの書き方に適した表現も学んだ人であれば、そこもアピールポイントになります。

ゴールドコーストの大学院に進学する

オーストラリア企業は日本とは違い、学歴重視ではない上に、一斉採用ではありません。

日本で就活すれば、学歴と英語力、現地での生活経験のすべてがアピールになります。

しかし、ゴールドコーストの大学を卒業したから現地での採用、就職がしやすいことには繋がりません。

現地で就職したい場合は、とにかくネットワークを広げる努力が必要です。

「インターンシップで就職のオファーをもらえるよう努力する」「就労ビザのサポートをしてもらえるお店を見つける」など、自ら進んで行動しなければ現地就職は難しいでしょう。

留学費用を格安にするコツ

学費や物価が格安になる時期はありません。

費用を抑えるためには、渡航費が安い時期と自分に合った海外保険を選ぶのがポイントです。

渡航費であれば、夏休みや春休みのような大型連休時期は旅行シーズンでもあるので、航空券は高騰することが一般的です。

ハイシーズンを避けて、なるべく早く購入することが渡航費を安くする鉄則です。

海外保険は、エージェントから提示されるもの以外にも数多く存在しています。自分でネットで調べて、少しでも安いものを選ぶと費用を抑えられます。

授業料が安い語学学校を探す

海外インターンシップでは、高い英語力を求められる仕事が多いので、インターンシップ前に語学学校に通うケースが多いです。

また、ワーホリで働くためにも、最初に語学学校に通って英語力を付けることをお勧めします。費用を考えるとき、語学学校選びも重要です。

語学学校の1ヶ月の学費費用

入学金約1.5万円
授業料約10.5万円
教材費約5千円
合計約12.5万円

約10万円ほどの授業料が安い学校もあります。学校選びで格安留学を実現することも可能です。

奨学金を利用する

1. トビタテ! 留学JAPAN

「トビタテ! 留学JAPAN」は、2014年にスタートした官民協働で取り組む海外留学支援制度です。

2. エンデバー奨学金

オーストラリア政府が提供する給付型の奨学金です。

3. 日本学生支援機構 貸与型奨学金

独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)が、海外留学を希望する人を対象に、経済的支援として、奨学金を貸与するものです。

留学中の節約方法

1. シェアハウスに住む

オーストラリアは家賃が高いです。ゴールドコーストはシドニーやメルボルンと比べれば安いですが、人気都市なのでそれなりに家賃がかかります。

一人暮らしをしようと思うとかなり負担が大きくなるので、安いシェアハウス生活が節約には欠かせません。

2. 自炊する

物価が高いので外食も高額です。オーストラリアのお店で日本の安い居酒屋と同じ感覚で飲み食いすれば、会計は倍近くかかります。

たまに友達とご飯に行ったり飲みに行くのはするべきですが、普段の食事も外食に頼っていたら生活はすぐに苦しくなってしまいます。

スーパーで安く買い物して自炊するのも、現地生活では必須です。

3. まかないがある店で働く

食事関連の節約ですが、飲食店で働くと給料+まかないがあるのが嬉しいポイントです。

自炊する気はあっても、時間が無くて外食になってしまうこともあるでしょう。

まかないはコストだけでなく、作る手間も削減できるのでお勧めです。

ゴールドコーストとメルボルン、留学するならどっち?

ゴールドコースト12ドル~
メルボルン14ドル~

最低時給の相場目安です。オーストラリアの最低賃金は時給20ドルを超えるので、上記は法外な賃金です。

しかし、一時滞在のワーホリで英語力もスキルも伴わない場合、働ける場所が限られてしまいます。

そのために、安い時給で採用されることが多い現状があります。ローカルのお店であっても正規の時給をもらえるとは限りません。

物価・地価が高いオーストラリアで、語学学校の授業料と生活費を稼ぐには、なるべく時給が良いところでの就業が必要です。

海外インターンにお勧めなのは?

インターンで働く場合の時給、給料の相場はメルボルンもゴールドコーストも同じ水準です。

物価も変わらないので語学学校の授業料や、現地での生活費も同じように必要です。

ただ、地価はメルボルンの方が高い傾向にあるので、ゴールドコーストの方が費用をかけずに生活ができるでしょう。

最低賃金は同じでも、メルボルンの方が働き口が多いので、やりたいことはメルボルンの方が見つかりやすい側面はあると考えられます。

ゆったりとした雰囲気の中、安定した生活が送りたい人にはゴールドコーストの方が向いていて、都会の刺激が多い環境での生活を求める人にはメルボルンの方が向いています。

特徴・メリット比較

次に、それぞれの都市の特徴を見ていきましょう。

<ゴールドコースト>

  • 通年温暖な気候で住みやすい
  • マリンスポーツがしたい人に最適な環境
  • 大都市に比べて地価が安い傾向なので、留学費用を抑えられる
  • 日本からLCCで直行便があるので安く渡航できる
  • ワーキングホリデーで滞在している日本人が多く、安心・安全感がある

<メルボルン>

  • 働き口が多く仕事が見つけやすい
  • カフェ文化が盛んで発達している。カフェでの仕事やバリスタを目指す日本人には最適な環境
  • 交通機関が多く、移動がとても便利
  • 国際的なイベントがある(全豪オープンテニス、F1の大会など
  • 教育水準が高い。語学学校や専門学校が充実している
  • ワーキングホリデーで滞在している日本人が多く、安心・安全感がある
メルボルン留学をもっと詳しく知る

学費が安いのは?

ゴールドコースト200万円〜
メルボルン200万円〜

大学に通う場合の1年間の授業料・学費の目安は、どちらの都市も年間200万円以上必要です。

相場としては変わらず、学校や専攻するコースによって変動があります。

大学に入学しやすいのは?

メルボルンとゴールドコーストの大学入学について学費・英語力・授業の難易度の観点で比較をすると、どうでしょうか。

メルボルンの方が全体的に高いイメージがあるかもしれませんが、実際は変わりません。オーストラリアの大学として同じ括りで考えるべきです。

オーストラリアの大学入学に入試テストはなく、学業成績と英語力(IELTSのスコア)があれば入学可能です。TOEICのスコアでは受付不可。

仕事の豊富さ、見つけやすさはメルボルンの方がありますが、ゴールドコーストにはシェアハウスの家賃相場が安いメリットがあります。

大学の入学難易度が都市間で異なることはありません。学業に専念していれば卒業も難しくはありません。